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笠置(かさぎ)〔#昭和19年8月〜9月秘海軍公報9月(1)p.33、達第二九三號 昭和十八年度ニ於テ建造ニ着手ノ軍艦三隻ニ左ノ通命名セラル 昭和十九年九月五日 海軍大臣|三菱重工業株式會社長崎造船所ニ於テ建造 軍艦 笠置(カサギ)|呉海軍工廠ニ於テ建造 軍艦 阿蘇(アソ)|川崎重工業株式會社ニ於テ建造 軍艦 生駒(イコマ)』〕は、日本海軍の未成航空母艦。雲龍型航空母艦の4番艦〔(第5004号艦〔)。艦名は明治時代の笠置型防護巡洋艦1番艦笠置〔『笠置』〕〔#笠置引揚作業許可願の件p.3『坐洲後ノ笠置艦略歴』〕に次いで2代目で、笠置山は京都府の木津川に望む笠置山地の山の一つ〔#聯合艦隊軍艦銘銘伝(普)pp.84-85〕。 候補名として乗鞍があった〔参考文献「片桐大自(1993)、78頁」(項目名:天城)によれば、遠藤昭氏の「世界の艦船」No.129 掲載記事にもとづく候補艦名。〕。 == 艦型 == 機関建造が予定通りに進まず、改鈴谷型重巡洋艦(伊吹「第301号艦」)用の機関を流用し搭載している〔#写真日本の軍艦第3巻p.232〕。 工事簡易化のため煙突の形状は変形六角形になる予定だったが、実際は従来と同様の楕円形状になっている〔#衣島2012p.56、左中の写真及び解説。〕。飛行甲板は前端の左右が斜めに切り落とされていた〔#衣島2012p.56、左上の写真及び解説。〕。 25mm3連装用の機銃座は葛城と同数の22基分が用意されている。形状は当初計画のものは角が丸く、増備のものは多角形と混載になっていた〔#衣島2012p.57、中央と下の写真及び解説。〕。また防煙盾付の3連装機銃は葛城では煙突直後の2基のみだったが、笠置では4基分の盾が既に用意されていた〔#衣島2012p.56、左下の写真及び解説。〕。艦首の射撃指揮装置覆塔は艦首ぎりぎりに設置されていた〔。戦後撮影の写真では噴進砲用スポンソンも確認できる〔#衣島2012p.57、上の写真及び解説。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笠置 (空母)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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